【取材後Talk] 「麻薬はなかった」たパク・ユチョンの口開き拘束令状の威厳や危険

■”貴様!お前の罪をお前自身が知らせた”

朝鮮時代の時代劇によく出てくる台詞です。王が被疑者をこん棒で叩いたり、足や膝を縛って自白させ、無理矢理に有罪宣告をさせる場面です。軍事政権時代にも被疑者を逆さまにぶら下げ、鼻でソルロンタンを食べさせ、自白させます。その後に、その証言に合う証拠を作り出して有罪を立証しました。

しかし、現在の韓国社会では、このような前近代的な司法制度ではありません。自白ではなく、厳密な証拠による有罪の立証を追及します。

捜査機関が被疑者に対して真っ先に伝える言葉があります。


「あなたには、自分に不利な陳述をしないという権利があります。」

■パク・ユチョンの口を割った拘束捜査の威厳

しかし、慣行的に残っている困難が一つあります。まさに「逮捕状」です。多くの被疑者たちは、拘置所に収監された日から、社会と隔離されたという思いにより、精神的に大きな衝撃を受けるといいます。ユチョン氏も逮捕状が出され、留置所に収監されました。

ユチョン氏が収監されている水原南部警察署には独房はなく、部屋の区別は男女のみだそうです。ユチョン氏は恐らく、多数の被疑者たちと一緒に留置所にいるのだと思います。

また、容疑を否定していたユチョン氏は、記者が「認めるべきことは認めてこそ社会に戻ることができる」という記事を書いたその日に容疑を認めました。

■”パク・ユチョンの罪を知らせる”ような拘束捜査の危険

ユチョン氏は更に一口酒を飲み、自身の罪を自身で伝えます。

警察は今年2月から麻薬を使用したとして拘束令状を申請しましたが、ユチョン氏は「去年の夏」に「ファン・ハナ氏から麻薬を受け取って服用した」と自身から追加供述をします。警察は、この自白を犯罪事実としてそのまま記載しました。

しかし、この投薬を立証する証拠はあまりない状況です。ファン・ハナ氏も自分が麻薬を渡したことはないと言います。

検察の段階で追加捜査が必要だと裁判で有罪が立証されないこともあります。それでも、ユチョン氏は陳述しました。

ユチョン氏は拘束された後、弁護士に一番早く留置場から出て来られる方法は何か?聞いたと言います。

”貴様!お前の罪をお前自身が知らせた”

拘束捜査がともすれば危険に見える理由です。

■威厳ある危険な拘束捜査

もちろん、拘束されていても疑いを否定する人は多くいます。秘密の実力者と呼ばれたチェ・スンシル氏と彼の30年らの友人であるパク・クネ前大統領です。一方は帰国直後に緊急逮捕され、その一方は大統領府を出て18日後に拘束されましたが、今も容疑を強く否認しています。拘束捜査が捜査機関の伝家の宝刀ではないようです。

そのためか、全く違う様相を見せる事件もあります。人権捜査の最先端を走っているソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊のバーニングサン事件です。”BIGBANGスンリ、拘束令状申請予定”の記事だけが1か月間も出ている中、捜査機関は屈せずに非拘束捜査の原則に執着しています。警察がこうした”人権保護費拘束捜査原則”を万人に公平に適用しているのかが知りたいです。

(チュ・ウォンジン記者)

Special Thanks  日本語訳:@mxxx_604 #AlwaysbesideofYU